ROMの書き換え

AZ9360MBのROMの書き換えは、ftpでAZ9360MBのSDRAMへアップ後、updateコマンドで行う。

update type filename

typeには"boot"、"default"、"prog"が指定可能らしい。
ユーザーアプリはデフォルトアプリで起動して、"prog"で書き換える。通常はこれしか使わないはず。
TOPPERS/JSPのsample1をELF形式で書き込んでみたが、ユーザーアプリを起動するとリセットがかかっているっぽい。
ELFじゃないのかな? 要調査。
その後、バックアップしておいたユーザーアプリへの書き戻して動作確認は成功。update自体は問題なさげ。

CTスキャン

9月に風邪をこじらせてから、咳が止まらなくなり4回目の通院。
気管支と肺のCTスキャンを撮って血液検査。
気管支に炎症があるということで、当分はステロイド剤の吸入が必要とのこと。
ちょっと面倒なことになったかな。

telnetでログイン

Windowsを固定IPにしたら繋がった。
DHCPはオプションなのかな?
Ethenetのクロスケーブルで接続し、Windowsを固定IPにすると接続される。
WindowsDOS窓から、pingtelnetftpの動作確認。httpは繋がらない。


telnetはUART1と同じコマンドが実行できるようなので、UART1はなくても制御できそう。
ftpは一般的なftpコマンドが使える。ユーザー名は"user"、パスは"pass"。


ブートはROMの0x50000000から格納。
ディップスイッチ3〜5がOFFの場合、ユーザーアプリが起動される。
ユーザーアプリは0x50080000から格納されている。
0x50080024以降がDRAMの0x00000000以降へコピーされ、DRAMから実行される。


ディップスイッチ3〜5がONの場合、デフォルトアプリが起動される。
デフォルトアプリは0x50010000から格納されている。
0x50010024以降がDRAMの0x00000000以降へコピーされて、DRAMから実行される。
デフォルトアプリ起動時は、UART1にその旨が表示されるのでわかる。
ユーザーアプリもデフォルトアプリも使えるコマンドは同じみたい。
ただし、UART1に表示される内容が若干違うので同じROMかは不明。


ROMの更新は、ftpでROMをファイルシステムにアップし、UART1またはtelnetから"update"コマンドを実行することで更新できる。
逆に今入っているROMを取り出すことはできない。
ROMを上書きしてしまうと今動作しているユーザーアプリまたはデフォルトアプリが上書きされる。
一応バックアップがあった方が安心なので、ROMの吸い上げを検討する。


UART1で例えば"db 0"とすると0x00000000番地からメモリダンプが表示される。
そこでTeraTermでUART1に接続し、TeraTermのマクロでFRON領域をひたすらダンプし、ダンプ結果をバイナリツール等でbinに加工作業中。

RS-232Cで動作確認

RS-232Cが繋がらなかった件。
NEXCESS演習ボードの2本のRS-232cをクロス変換基板につないでAZ9360MBの起動が確認できた。


クロス変換基板といってもお互いのTXとRXを直結、GNDとGNDを直結する配線をしただけ。
もともとのRS-232c端子がCTSRTS直結されていたのでそちらは変更していないが、AZ9360MBのUART1はフロー制御ありなので、新規に作る場合は要チェック。
ボーレート115200bpsでTeraTermにメッセージが表示されるのを確認。


Ethernet経由でTelnetFTP、HTTPの接続をしたいのだが、なぜかうまくいかない。
デバッグモニタ表示だとIP:192.168.0.1で動作しているっぽいんだけどな〜。

AZ9360MB入手

AZ9360MBが来た。
懸念していた電源は秋月電子の5Vがそのまま使えた。
が、RS-232Cの端子が手持ちのRS-232C-USB変換とオス-オス同士で繋がらないorz

H8ボードのRS-232C端子外して使うか、なぜかNEXCESS演習ボードに2本付いているRS-232Cばらしてメス-メスのコネクタ作るか、端子だけネットで買うか...
さすがにこの時間から半田ごて握る気にならずお預け。